
こんばんは、sanziです。
新作写真集お届けします!どうぞ!!
昨年9月に開催した個展「あの夏」の浴衣写真展で展示するために、「夏の古民家」をテーマに撮影した内容を写真集にまとめました。


個展ではフィルムカメラで撮影した写真をメインに展示を行いましたが、デジタル写真集となる今回はデジタルミラーレスカメラで撮影した写真を中心に構成しました。(フィルム写真も数枚収録しています)
モデルのなぎなぎさん、撮影自体は2度目でしたが、足をテーマにした撮影は初めてとのことで撮影前から楽しみにしてくれていたそうです。特に足拓取るやつとか。(後日談)


さて、一般的には、ある種の嗜好や視線の癖が形づくられる要因として、幼い頃の体験やふとした光景、異性との距離感などを挙げる人が多いように思います。もちろんフェチも然りですよね。
この日のなぎなぎさんは、どこか親戚にいそうな年上のお姉ちゃんのように映っていました。親しみがあり、距離は近いのに、完全には踏み込めない。少なくとも私の目にはそんな印象でした。(関係性の見え方は、見る人によって変わってしまうと思いますけどね)


この日、私は少年になったつもりで家の中を駆け回り、あちらこちらでシャッターを切っていました。次はここでこんな感じで、と家のあちこちが過去どこかで見たであろう記憶と自身の妄想と繋がっていく不思議な感覚でした。
そう考えると、私が撮る写真は、「場所×足」の記憶でもあります。コンクリートの地面、下駄の足先、畳や板の間に座ったときの足。被写体としての足だけでなく、その場に残った感触や、身体の置き場ごと拾い集めているのかもしれません。


顔ではなく、足先や足裏へと反射的に向かう視線、その揺れる感情や理由のわからない衝動は、「まだ名前のなかった感覚」だった、あの頃の記憶をそっと呼び起こします。
今回の写真群の中に、見てくれた人それぞれの物語(記憶)が、ひとつでも見つかれば嬉しいです。
シュッとした細長い足形。たぶんエジプト型。とても生活感のある足裏です。サンダルを履くことが多いから結構傷ついたり、乾燥してたりするとのことでした。
足拓を取った時の楽しそうな様子が写真にも写すことができました。
写真集本編もぜひご覧ください!!
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