【体験レポート】撮影に必要なコミュニケーション能力を磨く

写真-(4)

こんばんは、さんじです。

今回は路線変更して、カウンセラーの高石さん(@lesyeuxx)が開催している講座
参加させてもらったのでその体験レポートを書いてきます。

高石さんは、催眠術、ナンパ、カウンセリング、瞑想法等から独自に構築した、
コミュニケーションの理論と技術に関する講座、ワークショップを開催されています。

以前、街撮りのヒントを探してナンパ師のブログを読み漁ってるときに、高石さんのブログ、
『ナンパ、催眠を通して見出した他者と話すということ』を見つけたのが今回の始まり。
ナンパ師のブログを読んで声かけ街撮りを考えてみたの記事でも参考にさせて頂きました)

書いてある文章から人柄やその時の感情まで感じられるような素晴らしいブログで、
自分も共感できることが多々あり、過去ブログや関連する記事などもすべて読みました。
次第に、『本人に会ってみたい!会えば何か分かるかも』という気持ちになり、
講座に申し込んでみることにしました。

7月に『ラポールと身体知』、8月に『催眠術ワークショップ』という講座に参加させて頂きました。

目的は、コミニケーション能力(定義として、自分自身と相手のことを感じ取る力)を上げて、
より良い写真や映像を撮れるようにすること。
もう一つは、足裏くすぐりに敏感になってもらうための手法を学ぶこと。
普段からどんなことでも目的意識を持つことが大切だと私は思っています。

あと、ネットでモデル募集して撮影も街撮りでも、ほぼ初対面の女の子と、
短時間でコミュニケーションを取って撮影するのってやはり大変なんですよね。
その問題を解決するためのヒントが得られれば、ということも考えていました。

『ラポールと身体知』

フェチフェス02翌日の夕方、都内某所。予定の場所に1時間も早く着いてしまった。
高石さんに会える、という期待と緊張が入り混じり全く落ち着かない。
会場には30分前から入れるというので、ちょうど30分前に入ることにした。

ドアを開けたら、高石さんが『こんにちは、はじめまして』と一言。
あわてて、『はじめまして、よろしくお願いします!』と返事を返す。
第一印象は、『あ、高石さんだ』という感じ。。。これを文章にするのは難しい。
なんというか、ブログと実際にお会いしたときの印象が全く同じ感じがした。

『荷物を置いて、楽な格好で、こんな感じで腕を振ってください』
部屋にはすでに参加者の方が一人、私も同じように腕を振る。
スワイショウという気功の体操らしい。

この状態のまま、高石さんが一人一人にどんな目的で来たのか聞いていく。
参加者は応える。それを繰り返す。腕を振り続ける。
始めはテンションが上がってた私も次第に気分が気持ちが落ち着いてきた。

体のどこに意識を向けるか、トランスに入ること、ペアを組んで体を動かす、
体を預ける、同調すること、次第にワークは進んでいく。
催眠術にかかって手が動かなくなることも体験できた。

ナンパのときの声掛けのワーク、相手後ろから近づき声をかける。
自分の緊張感をどう使うかによって相手に与える印象を変える。
人の見てるとよく分かるけど、自分が体験したときははっきりとした
変化は感じとることができなかった。街撮りの時はできてるのか?

最後、相手に近づいていって手が固まる催眠術をかける。
これがまったくできなかった、頭で考えすぎたのかもしれない。
かなりもやもやが残ったけど、高石さんに会えて良かったと思った。
感謝しながらしばらくワークの内容を反芻して名古屋に帰った。

この講座では、相手の反応を待てずに強引に引っ張ってしまう自分に気づいた。
だからなかなか相手に同調ができなかったのかと、さらにその後で気づいた。
撮影でも写真を見るとモデルさんが緊張してるのが分かるけど、
リアルタイムではしっかりと感じ取れてないなぁ、と反省した。

『催眠術ワークショップ』

横浜と新宿での撮影の後、都内某所。駅近くの富士そばで軽く食事。
今回は一番乗りで入りたい、時間きっかり30分前に入る。
『こんばんは』と高石さん、前回と受ける印象が同じ、力みがなくて爽やか。

今回もスワイショウから始まる。そして、今回の目的を答えると、
『くすぐりで何も感じない子は何故だと思いますか?』と聞かれて、
『良いセックスをしてないから?』と訳の分からないことを答えた。
『それもあるかもしれませんが、緊張しているからじゃないですか』と高石さん。

まだ誰も来てないので、、、といってテニスボールサイズのバランスボールを
使って、身体の緊張をほぐす方法を教えてくれた。
『撮影する前にマッサージとかするのが良いんじゃないでしょうか』と、
教えていただき、目的の半分くらいは達成されたような気がした。

参加者が集まり、催眠術のワークへ。
まず、高石さんが声を使って催眠誘導、トランスに入る。
まず自分がトランスに入らないと相手にかける事はできない。

声以外にも目を使う方法、相手の身体に触れる方法など、
ペアを組んでいろいろと試してみる。人によって感じ方は変わった。
深くかかるときもあれば、そうじゃないときも。違いは何だろうか。

次に、すべての方法を同時に使って運動支配をかける。
その他、手が開かない、身体が固まる、感覚が移動する、
感触が3倍になる、というのを体験した。

前回、相手のことを感じ取ることができず、悔しい思いをしたので、
このワークショップに来るまでの間で相手のことを感じ取る、という
感覚を普段から意識してみた。それがよかったのか、前回より
できた!という感覚があった。

最後、自己催眠の方法を教えてもらった。
リラックスができて体が軽い。とにかく高石さんの声が心地いい。
感覚や身体の使い方を知ることでこんなにも違うのかと思った。
高石さんのブログを読み返しながら帰路についた。

この講座では、催眠術のやり方よりも相手のイメージをどれだけ
受け取れるかが大切だということが分かった。

<総括>

コミュニケーションは相手あってこそのもの。.
普段からどれだけ相手のことを細かく観察できているのだろうか。
自分の都合の良いことばかりに気をとられすぎではないか。

相手とやり取りするための技術的なこと、感覚的なこと、
それを学びに行ったはずが、結局普段の自分はどうなのか?
ということを間接的に問いただされているような感じだった。

相手に一瞬でよく思ってもらう技術はあるかもしれない。
でも、その前にまだやることはたくさんあるんじゃないか?
自分のことをもっと知らなければならない、と思った。
これからも撮影に必要なコミュニケーション能力を磨く。
まだまだ道のりは長い。

最後に、、、
講座を開催して丁寧に教えてくださった高石さんに心から感謝しています。
ありがとうございました。また機会があればお会いしたいです。

それと、記事を読んで興味をもたれた方は、是非ブログを読んでみてください。
今回は私の体験レポートなので文中の言葉の詳しい説明はしていません。
声掛け街撮りしたい方、撮影されてる方も参考になることがたくさんあると思います。

では、また。

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