【新作写真集】いずみ、部活のマネージャーやめるってよ。

2015年5月30日 sanzi 24件のコメント

いずみが部活のマネージャーをやめるって聞いた。
幼馴染の俺に一言も相談がないってどういうことだよ…。
そんなことを考えながらで部活に身が入らない。
このままではダメだと、その日部活帰りにいずみに声をかけた。

俺　『お疲れー！いずみ、ちょっと帰り付き合えよ』

は！？何？メンドクサイなぁ、という顔をしている。
いずみは俺が何を言いたいのかわかっている様子だった。

いずみ　『何？また靴下でも欲しいわけ？』

俺　『は！？違うし。何を言ってんの？』

こんなところで止めてくれよ！と冷や汗がぶわっと噴出した。
一年くらい前にいずみにスマホを奪われ画像フォルダにある
高校生のソックス画像や足フェチ系エロ漫画を見られてしまったことがあった。
その時は観念して足フェチだと正直にカミングアウトした。

なんだ、そうなんだね。という意外な反応で自分の方が驚いた。
俺君は昔からちょっと変わったところあるからそれくらい別に驚かない、だそうだ。
それならじゃあ・・・とあれこれ理由をつけていずみから靴下をもらった。
その後もたまに写真撮らせてもらったり靴下もらったりして、
その代わりにカフェでケーキやパフェをおごるというパターンになった。

いずみ　『じゃあ写真撮るの？今日は時間ないからダメだｙ…』

言い終わる前に帰り支度をしていた。
今日は機嫌が悪いか本当に時間がないみたいだった。
じゃあとにかく明日で、という約束をした。

本当は理由を聞いてただ励ましたいだけなんだけど、
間柄が近すぎると素直になれない。
でもまあ写真も欲しいかな。。。とにかく明日だ。

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次の日、部活帰りに昔よく遊んだ海岸沿いへ行った。

俺　『なあ、部のマネージャーなんで辞めるの？』

いずみ　『あぁ、そのことか。バイトしたいから。お金溜めたいの』

　まだ2年生のこの時期に辞めなくても、と言おうとした瞬間、

いずみ『地元の大学行くの辞めて、東京の大学行こうと思って』

と言葉をさえぎられてしまった。

俺　『そっか…』

なんでだよ？地元が好きだからって言ってたのに！とか、
何か言おうとしたけど、いずみは昔から頑固なところがあって、
一度決めたことは必ずやるタイプだと知ってるから止めた。
口が上手いわけではないからそれ以上言葉が出ない。

いずみ　『ねぇ、写真撮るでしょ？』

あ、あぁ。と言いながらカメラを取り出した。
数枚撮った後、場所を変えたいと言われて移動した。

いずみ　『ここでいいから、ちょっと待って』

そう言って、着ていたジャージのズボンを脱ぎ始めた。

俺　『何でブルマと体操服！？それにその靴下…』

その姿に驚きながらもなんか笑いというかニヤニヤが止まらない。

いずみ　『この前ネット通販で見つけて買ったの、可愛いと思って』

俺　『いや、可愛いって言うかさぁ（ニヤニヤ）』

いずみ　『もういいから早く撮って、５分で！』

５分はムリだよ、と思いながらいつもの調子で撮った。

いずみ　『はい、ブルマタイムはもう終わり！』

俺　『えー、今日は意外と楽しそうじゃん！』

いずみ　『うるさい、もうおしまい！』

ジャージのズボンを履いてしまった。でも結局10分以上は撮ってたと思う。
長い靴下（ルーズソックスというらしい）をゆっくり脱いで見せたり、
足のニオイを嗅がポーズをしたり、エロ漫画の真似をしたポーズしたり。
初回なんかとは比べ物にならないくらい楽しそうな感じだった。

いずみ　『あっちから歩いて帰ろう』

少し遠回りして砂浜の方へ歩いていった。
靴に砂が入るからと、靴と靴下脱いでジャージの裾をまくった。
それから二人で砂浜ダッシュしたり足跡をつけて遊んだ。

いずみ　『はーい、足の裏が砂だらけになりました～』

そういって足の裏を見せ付けてくる。

俺　『そういうのじゃなくて靴下脱ぎたての綺麗な足の裏がいい』

いずみ　『わ、ヘンタイだ～、大ヘンタイがここにいます！』

海に向かって大声で叫んでいる。

俺　『おいおい止めろ！叫ぶんじゃない！！』

子供のときのように二人で笑った。
なんだか励ますつもりが逆に自分が励まされてしまった。
でも思い返せば昔からそうだったような気もする。

俺　『今日ありがとう！バイト頑張れよ！』

何か役に立てることがあればいいけど、今はこれが精一杯だった。

いずみ　『今日もでしょ～！ケーキとパフェおごるの忘れないでね！』

俺　『わかってるよ！』

いずみ　『じゃあ、また明日…』

親が駅まで迎えに来ているから、と言って一人で駅の方へ歩いていった。
俺は、じゃあ、また。と手で合図をした。

その後、砂浜に座って一人考え事をした。

今日まで、こういうことがいつまでも続くものだと思っていたけど、
どうやら現実は違うらしい。将来を決めなければいけない。
一歩先を行ってしまった幼馴染の姿を見て一人だけ取り残されたような
気がしてとても寂しくなった。

俺はスマホを取り出し【カメラマン、仕事、求人】と入力して検索してみた…

□■□写真集はこちら（･∀･)つ□■□■□■□■□

いずみ、部活のマネージャーやめるってよ。

僕個人的にかなりお気に入りの作品です。
いずみちゃんのファンの方は是非ご覧ください！
よろしくお願いします！！！！